競艇予想が当たらない人あるある、知識もなくイン逃げを信頼しすぎる

競艇予想の失敗あるある「知識もなくイン逃げを信頼しすぎる」

二つ目のあるあるは「知識もなくイン逃げを信頼しすぎる」ことです。
「競艇は内側のコースほど有利であり、特にインコース(1コース)の勝率は飛びぬけて高い競技である。」
これは紛れもない事実です。
ただし、むやみやたらに1コースを信用することは、決して良い結果を生みません。
予想が当たることはあっても稼ぐことはできないでしょう。
なぜなら、基本的にイン逃げは配当が低い傾向にあるため、当たってもトリガミになる可能性があったり、3回連続でイン逃げを当てても次の1回を外すだけでマイナス収支になってしまうことも多々あります。
つまり、イン逃げを狙う場合は「確実に」当てなければならないということです。
確実にイン逃げを当てるためには、競艇場ごとの特性や選手ごとのレベルの差・得意なコースなどを知識として持っておく必要があります。
ここでは、競艇場ごとの特徴について少し触れてみましょう。

各競艇場の特徴はそれぞれ異なる

競艇場によってインコースの勝率は全く異なります。
なぜなら、水面のうねりやレイアウトの広さが異なるためです。
一番イン逃げ率が高い芦屋競艇場では64.1%、ワースト1位の戸田競艇場では42.9%とその差はなんと20ポイント以上もあります。
2021年7月1日〜2022年6月30日の1コースイン逃げ率ランキングのベスト5とワースト5を見てみましょう。

順位/競艇場/イン逃げ(1着)率/2連対率/3連対率
ベスト1位/芦屋/64.1%/79.3%/86.9%
ベスト2位/大村/62.9%/78.4%/86.3%
ベスト3位/尼崎/61.7%/76.9%/85.2%
ベスト4位/徳山/61.5%/78.0%/85.7%
ベスト5位/下関/61.5%/76.4%/83.9%
ワースト1位/戸田/42.9%/61.1%/71.8%
ワースト2位/江戸川/43.2%/64.3%/76.3%
ワースト3位/平和島/44.9%/63.9%/76.1%
ワースト4位/鳴門/49.3%/68.9%/78.9%
ワースト5位/多摩川51.9%/69.6%/78.8%

芦屋競艇場の水面レイアウト

具体的な理由としては、芦屋は水面全体が広く、1マークをターンした後のバック側が87mと十分な広さを誇ります。
また、小高い丘に囲まれていることから風邪の影響が少なく比較的水面が静かです。
そのほかにもインに有利な番組が組まれていることからイン逃げ率が高くなっています。

戸田競艇場の水面レイアウト

逆に、戸田は1マークのバック側が70.5m全国で一番狭いです。
また、1マークと2マークを繋ぐ直線が真っ直ぐではなく、1マークに行くにつれて狭くなっています。
そのせいで、1コース艇は斜めに走ることになり距離が少し増える上、ターンをする時の幅が狭いため、アウトコースからまくられやすくなっています。
こういった理由があり、それぞれイン逃げ勝率が変わるのです。
また、競艇場ごとのイン勝率に加え、レース当日の気象状況によっても逃げやすさは変わります。

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